高木伐採作業の流れ①作業準備

「高木伐採」と聞いて、どのような形進んでいくのかイメージできる方は少ないと思います。
特に初めて高木伐採を検討する方は、「どのような流れでどのような重機が入って…」と心配する方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は高木伐採の作業前と作業中の2回に分けて、基本的な流れについて解説します。
重機を入れる場合と登り込みになる場合
まずは、高木伐採にあたって重機を入れるかどうかを検討します。
過去に高木伐採をした例では、下記のような高木がありました。
この木はひびが入っているほどに枯れてしまっており、当初は重機を入れて作業する予定でした。
しかし、作業できる場所が狭かったために、登り込みでの作業をする形となりました。
実際の周辺環境は、下記の画像のとおりです。
さらに、重機を使う場合は、道路使用許可などの申請も必要になり、時間がかかってしまいます。
当時は台風も近づいてきていた時期であったため、できるだけ早く伐採をした方が良いとのことで、登り込みでの伐採としました。
登り込みとは?
高木伐採の登り込み作業についてわからない方もいるかと思いますので、簡単に説明をします。
登り込みとは、文字通り、樹上に登って作業を行う方法です。
ツリークライミングの要領で樹上に登り、伐採をしていきます。
「特殊伐採」とも呼ばれ、高い技術が必要であるため、登り込み作業ができる業者はそれほど多くありません。
高木伐採作業前の注意点
作業前には、必ず人通りなどに注意を払います。
高所から枝が落ちる可能性もあるため、この点を怠ると歩行者のケガなどにつながりかねないからです。
そのため、歩行者が作業場周辺を通らないように、カラーコーンやバーを使って規制します。
また、多くの方が通る場所であれば、作業日程を組んだ時点で事前アナウンスを行います。
安全面の管理は基本的に私たちで行いますが、依頼者様の方でもアナウンスしていただけますと安心です。
高木伐採を依頼する際は一度ご相談ください
高木伐採を依頼する際は、まず一度ご相談ください。
木の状態や周辺状況を見て、適した方法を提案します。
「依頼したことがないから何もわからない」という場合でも問題ありません。
なお、高木伐採を初めて依頼される方は、ぜひ以下の記事もご確認ください。